油水分離槽清掃
油水分離槽とは、ガソリンスタンドや工場等に設置してある連続型の桝で、油の特性である水より軽い密度を利用して浮いた油は留め置き、水だけを次の槽に流す事を3回~4回繰り返すことにより、油を施設外に放出しないための構造物で、定期的な清掃と回収が必要です。槽を経由することにより油が浮き、泥・ゴミが沈み、汚濁負荷の減った排水が下水道に流れます。下水道に油が流出すると下水管内での火災が起きたり、下水処理機能の阻害を引き起こす恐れがあるので、定期的に検査をし、溜まった泥やゴミを取りのぞきます。
定期清掃
定期的な清掃により、油水分離槽からの油分が河川に流出することを防ぎます。例年、田植えの始まる頃や梅雨の季節(3月~6月)には油水分離槽が溢れ、油が流出する事故が多発しています。油流出事故による緊急対応等で多額の費用のご負担をなくすため、計画的な作業のご依頼をお勧めいたします。
油流出対策
環境に重大な影響を与える河川、ホームタンク、地下タンク、交通事故等の緊急時の油流出対策にも対応できるよう資材・機材、そして経験豊富なスタッフを揃えてすぐに対応できるようにしております。
油水分離槽清掃の流れ
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STEP.01
- 事前調査
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初めに、油水分離槽に堆積した油脂を確認します。
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STEP.02
- バキューム清掃
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分離槽に堆積した汚泥やゴミをバキューム専用車で吸引します。
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STEP.03
- 水洗浄
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水道をお借りし、槽内を水洗いします。作業終了後、槽内に水を張っていただきますと油水分離槽本来の機能を十分にはっきすることができます。