TVカメラ調査
スクリーニング点検と詳細調査
インフラ老朽化問題が深刻化するなか、2015年の下水道法の改正で下水道管などの排水施設を 5年に1回以上点検、調査することが自治体に義務付けられました。 東北ターボ工業では広範囲の調査を短期間で管内状況を把握し、異常の有無のみ確認するスクリーニング点検機器(パイプハンター、スマートビュー) 点検で異常のあった箇所を詳細調査する直側式TVカメラ車(ロビオン)を揃えております。さらには近年、問題となっている圧送管、不明管 調査のための機器も取り揃えております。
スクリーニング点検
マンホールに降りることなく地上から管口カメラを挿入し管内(主に管口付近)を撮影し異常の有無を確認点検する方法と 管路内部を広範囲に点検する場合はバッテリーで駆動する簡易直視カメラを走行させ直視映像のみ撮影する方法があります。
TVカメラ調査
パイプハンターGPSロガー
詳細調査
施設の健全度を評価する為、定量的に劣化状況の確認を行うことを詳細調査といいます。 管路内の調査は直視、側視機能を使用し異常についてはランク判定、スケール計測、写真撮影を行い詳細調査の報告書をもとに修繕、改築が必要かどうか判断して適切な修繕工法なども提案致します。(当社保有機器はφ150~2200mmまで対応可能です。)
管内カメラシステムロビオン
管内カメラシステムロビオン大口径
管内を正確に記録
不明管調査の様子
管路には不明管と呼ばれるどこにつながっているかわからない取付管があり、その取付管を本管内部から機器を挿入して位置を特定するRV-SATシステムを使用し調査を行います。
不明管調査の様子①
不明管調査の様子②
不明管の内部状況確認
圧送管調査
近年、圧送管における維持管理が問題となっていますがその原因として開口部が少ないこと、1スパンが長距離にも及ぶことがネックとなっています。 また硫化水素が原因で陥没事故も多発しており喫緊の課題とされております。 弊社では先端が自在に動くカメラヘッドを持ち、Y時菅や段差等難しい場所でもアジリオスの直側機能を使い、腐食箇所に対して調査を行うことが可能です。
アジリオスの設置
アジリオスでの状況確認
屈曲部以降を調査